ヒプノティック・スクール

dotimpact + レーズン大統領/プログラマー(dotimpact)、デザイナー(レーズン大統領)

かの「超能力開発ゲーム」に並ぶと評される、催眠術をゲームに取り入れた異色作。発売当時は単調な学園アドベンチャーなのになぜかハマるゲームとされていた本作だが、実際にはゲーム中登場する女学生が主人公に催眠術をかけるシーンの映像、メッセージや音楽などを巧みにコントロールすることでプレイヤー自身に催眠術をかける仕掛けになっており、「催眠状態のプレイヤーがゲームにコントロールされるゲーム」として開発されたことが後年明らかになった。カセットラベルの判読不能な記号も、催眠効果を促すための意匠らしい。