ヴェニスン ヴィレッジ

@じんせい/ゲーム屋

フロントガラスに打ちつける豪雨は強さを増し、恐怖を感じながらのドライブだった。 見えるのはライトの明かりと暗い夜道だけだ。 標識も判別できない中、一体何マイル走ったのだろう? ふと見ると遙か先に小さな明かりが見えた。 年代物の廃車、錆びた給油機。 このスタンドはもう使われていないだろう。 ここは村へ降りる分岐路のようだ、人がいるかもしれない。 雨は止んだようだ…